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図122 2013年のフィリッピン海プレート沈み込み域の震源震央と時系列. 左図:震央地図.中・左下図:海溝距離・深度断面図.上図の「足柄小円」の断面図には勝浦(K)・石堂(I)・野島(N)・足柄(A)・駿河(S)小円区の震源が表示されている.中図の「東南海」の断面図には東南海・紀南(k)・南海・九州(九)小円区の震源,下図の「琉球」の断面には琉球・八重山小円区の震源,「花蓮」の断面図には花蓮・台湾小円区の震源が表示されている.右図:海溝長・深度断面図と時系列図(数字は月).震源記号は主応力軸方位. 八重山小円区と琉球小円区で交互に地震活動が活発化している.八重山小円区の活発期の6月と8月に琉球小円区の海溝域で横ずれ断層型地震が起こっている.紀南小円区(k)の淡路島で4月13日に起こった引張過剰逆断層+p型地震M6.3は,琉球小円区から八重山小円区への地震活動変換期に当たる.